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あの人の本はなぜ売れたのか?(amazonキャンペーン)

あの人の本はなぜ売れたのでしょうか。
それは、「amazonキャンペーン」です。
amazonキャンペーンとは、本の発売直後、専門の業者を通してamazonから大量に(自分の)本を購入したり、amzonから本を買わせるように仕掛ける販促方法のことです。具体的には以下のようです。

1.amazonキャンペーンを扱う業者を利用。
2.ネット媒体を利用。ただ単にネット媒体で告知するのではなく、「amazonから本を買った人には、×というプレゼントを差し上げます」のような「釣り」が用意されていることが大半でした。
※)ネット媒体のさらに詳しい話は、 ネット媒体の種類とその特徴ネット媒体の影響力にあります。

なお、amazonキャンペーンをして本を売っていたのは過去の話です。今はamazonキャンペーンをしても本の販促の効果はないといわれています。

なぜ、amazonなのか?

なぜ、わざわざamazonから本を買わせたのでしょうか。
それは、書店員がamazonのランキングを参考にして、自店に置く本を決めていたためだといわれています。
つまり、以下のことが起きていたのです。

1.Aという本がamazonランキングで1位になる
2.全国の書店員が、Aが売れていると勘違いして、Aを仕入れて、自店で置くようになる。
→Aが売れる!

amazonランキングで1位をとるために、莫大な数の本を売らないと(もしくは自己買いしないと)いけないように感じるかもしれませんが、当時、短期間に集中して買えば、500冊〜1000冊でamazonランキングで1位になると言われていました。

書店は全国で1万数千店あるので、全国の書店に置いてもらえると、amazonキャンペーンの比ではないほど本が売れます。つまり、amazonキャンペーンで500〜1000冊売るだけで(もしくは自己買いするだけで)、全国の書店に置いてもらって、ヒットを狙えたわけです。

だから、当時、業者に頼んで、500冊〜1000冊、自己買いする著者もいましたし、ネット媒体を使って、大々的にamazonキャンペーンを仕掛けた著者もいたのです。

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ネット媒体がある人たちの話

ネット媒体がある人たちは、amazonキャンペーンでも、あの人の本はなぜ売れたのか?(ネット媒体の力)にあるような手法を使っていました。
実際、当時、「Aさんが出版する事になりました。amazonキャンペーンをしているとのことです。詳しくはURLにて」のような記事を読んだことがあるのではないでしょうか。

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