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棚に弱い出版、棚に強い出版社

人通りが多い道で商売すれば繁盛しますが、人通りがない道で商売しても失敗します。それと同じです。「平積み」のように書店の「棚」のいい位置に本を置いてもらえれば本が売れやすくなりますが、「棚さし」のように棚に1冊だけささっているだけだと本は売れにくくなります。ましてや、書店に本が置かれていないと、当然、本は売れません。
書店の「棚」は重要なのです。
だから、出版社は、書店の「棚」を巡って見えない戦いをしています。

というわけで、棚に弱い出版社とは、本を出版しても書店に棚に置いてもらいにくい出版社のことで、棚に強い出版社とは、本を出版すると書店の棚に置いてもらいやすくなる出版社のことです。棚に弱い出版社だと、ジェット返品されることもありますので、棚に強い出版社から出版することが大切です。

なお、棚の強いか弱いかは、大手の出版社かどうかではありません。たとえば、英会話の本のコーナーに行って、棚にある本の出版社の名前を見てみてください。目立つ位置にある本は、特定の出版社だと思いますが、その出版社の名前を見たところで、ピンとこないことでしょう。

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