スポンサード リンク


小さなことでもいいので、人の役に立つことをする

かなり昔の話ですが、私には珍しく、朝に電車に乗ったんですよ。
すごい混んでいたので、座れるわけもなく、立っていたんですよね。
※)もっとも、ダイエットの為に極力立つようにしていますが。

で、とある駅についたとき、ヨボヨボのおじーさんが電車に乗ってきました。
杖をついていて、ふらふら。
そのままお星様になるんじゃないかなってくらいだったんですよね。
老人に席を譲るかどうかは、いろんな考えがあるので、自分の信じる正義を貫けばいいと思うんですが・・・。 例え「老人には席を譲らない」って考えの持ち主だとしても、どこからどう考えても、このおじーさんには譲るべきですよね。

でも、みんな寝たふり。
そして、近くで立っている人も誰も注意せず。

私はその場から遠く、すぐに電車を降りたので、見てるだけでしたが、近くにいれば「誰か譲れよ。てか、そこまで座りたいのか」って注意してましたよ。
で、本題です。

よぼよぼのじーさんを目の前にして席を譲らない人。
怒鳴り散らすパワハラ上司。
自分が老人だからといって、車が往来している道路を横切ったり、(同じようなジジ・ババが)並んでいるのに横入りするジジ・ババ。
車で車線変更の邪魔をする奴。

いろんな最低な人間がいます。
で、そういう人たちに罰を当てたいのが、人の常。
でも、わざわざそんなことをしなくてもいいんですよ。

だって、そういうことをする人たちって、すでに罰を受けているんですから。
どういうことでしょうか。

スポンサード リンク


周り回って、自分の状況を改善する

人間社会の中で一番重要なのは「人とのつながり」。
誰も、上記のような人たちと、つきあいたいとは思いませんよね。
だから上記なような人たちは、孤立していたり、同じような最低な人たちとしか、つきあうことができないんです。だから、人に優しくなれず、さらに最低な行為をしていって、さらに孤立…負のスパイラルに陥っているわけです。それって、すごい辛いこと、つまり、常に罰を受けているに等しいんですよ。

本当は誰かとつながりたい。でも、誰にも相手されず、孤立していき、赤の他人に最低な行為をして、自分が嫌いになり、また誰にも相手にされず、孤立していき、赤の他人に最低な行為を…の繰り返しです。

・・・確か、心理カウンセラーが書いた本に、自傷行為をする人の話がありました。
なぜ、自傷行為をするのかというと、自分が最低だと思っているから。だから、老人がいても席を譲りませんし、他人が苦しんでいても、心が痛みません。そして、そういうことをする自分は最低だ、生きている価値がないと思い、自ら傷つけているんですね。つまり、他者に最低なことをすることで、周り回って、自分を傷つけているわけです。

で、この本の著者は、自傷行為をする人に、小さなことでもいいので、「人の役に立つこと」をしなさいとアドバイスしたそうです。

すると、自傷行為もなくなったと書いていました。
※)なぜ、そうなったのかというと、私の記憶では、好意の返報性だったかなと。好意を渡せば好意でかえってきます。まずは自分から好意を見せることで、相手から好意がかえってきます。そうなれば、自分は好意を示してもらえるだけの価値がある人間だと思うようになり、他者に優しくなり、自分を傷つけなくなったそうです。

だから、小さなことでもいいので、人の役立つことをすることが大切かなと。

車に乗っているとき、割り込みかなと思っても入れてあげる。
老人が重い荷物を持っていると、持ってあげる。
※)老人に「荷物を持ちましょうか?」って言ったら、すごい警戒されて「自分で持てる!」って言われたことがあります(笑)まあ、茶髪にデカいので、危ない奴って思われたんでしょうが。

同僚や後輩が困っていたら、(グチだとわかっていても)相談に乗ってあげる。

あとは、ブロークンウインドウ現象ってのがあります。割れた窓を放置していれば、犯罪率が上がるって現象です。小さなものを放置すれば、いずれ大きなものになります。

だから、部屋を掃除する。
玄関の鞄を並べる。
部屋を整頓する。

そんな小さなことでも、それが周り回って、自分の状況を改善するので、まずは、小さな「いいこと」をしていくといいのではと。

…何か説教くさい話になりましたが、車の路線変更をしようと思ったら、邪魔されて、頭にきたから、その腹いせにメルマガを書いたわけじゃないですよ(笑)

「ビジネス・ネットビジネスの光と闇」のトップページ